活性酸素と紫外線
紫外線について
太陽光線には、波長によって、紫外線、可視光線、赤外線の3種類に分類されます。波長の長さによって、UVA、UVB、UVCの3つに分類されます。
そのうち、地表に届くのはUVAとUVBの2つです。
紫外線は、夏だけのものではありません。紫外線の量は4月頃から増えますが、一年中紫外線対策を心がけるにこしたことはありません。
UVA
一般に「生活紫外線」と呼ばれ、ガラスなどをとおって家の中まで入ってきます。
皮膚の真皮にまで届く。人が浴びる紫外線の約90%〜95%が、このUVAであり、しみやたるみなど肌の老化の原因になります。
UVB
皮膚の表皮にとどまり、日焼け、シミの原因となります。
地表に降り注ぐUVA量は、曇りの日でも晴れの日と大きく変わらないため、晴れている日だけの対策はでは不十分と言えます。
シミのでき方
シミと関係が深いのがUVB。UVBの影響により発生する「活性酸素」。「しみ」とも活性酸素は深く関係しています。
表皮には、角質層、顆粒層、有棘層、基底層があり、表皮に届いたUVBにより活性酸素が発生すると、基底層にある「メラノサイト」という細胞がメラニン色素をつくります。この作用により、肌を黒くします。肌を黒くすることにより、紫外線の害を防ごうとするのです。
しかし、紫外線の量が過剰になると、活性酸素の量も過剰になり、メラニン色素をつくり過ぎてしまいます。過剰になったメラニン色素は沈着し、シミとなるのです。
シワのでき方
シワと関係が深いのがUVA。UVAの影響によっても活性酸素が発生します。真皮のコラーゲンが皮膚の張り、柔軟性を保つ役割をしています。真皮に達したUVAにより、活性酸素が発生すると、このコラーゲンが変性し、弾力性が失われ、しわができる原因となります。
紫外線・シミ・シワ対策は外と内から
紫外線というと、悪いイメージが多いですが、殺菌作用、脳の覚醒、体内のリズムを整えるなど、いいところもあります。ただ、過剰な紫外線は、シミ、シワの原因となったり、過剰な日焼けを続けると、皮膚がんになりやすかったり、白内障を起こしやすくなったり、害のほうを気にする必要があります。
老化の原因のひとつでもある「活性酸素」。その活性酸素を発生させ、シミ、シワをつく最大の原因が紫外線と言われています。
シミやシワを増やさないようにするには、紫外線対策が必要です。
【体の外から】
なんと言っても、紫外線の当たる部分の「紫外線カット」が有効です。
外出する時、帽子をかぶる、日傘をさす、日焼け止めを塗るといったことを習慣とし、紫外線をカットしましょう。
【体の内から】
体内にできた「活性酸素」を消去することがいいとされています。
具体的には、食事から、この活性酸素を消去する「抗酸化物質」を多くとる必要があります。
ビタミンでは、抗酸化ビタミンと呼ばれる「ベータカロチン」「ビタミンC」「ビタミンE」など、食事では、「にんじん」「ほうれん草」などです。
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